IDEA and Players

ベンチャー企業で働く変なエンジニアが勝手なことを書きまくるブログ

Startup Weekend Tokyo二日目の所感

現在、参加中のStartup Weekend Tokyo二日目が終了。
後日あらためてちゃんとブログに書こうと思っていますが、取り急ぎ今日の雑感を書き出しておこうと思い立ちました。

まず今回、我々のチーム「マンダラ(笑)」の皆に私から提案した三つのルールについて。

チーム・マンダラの三つのルール

Call first name or nickname.

濃密なコミュニケーションを実現するために、早期にフレンドリーな関係を築かないといけません。
互いに遠慮して表面的なコミュケーションに終始してしまえば、なんの成果もあがらずにただ時間だけが過ぎてしまいます。
そこで、相手の呼び方からルール決めしちゃいました。
日本人は(私を含め)基本的にシャイな人種なので~。

面白さ > ビジネスモデル

最初のアイデアに対し現実世界での検証を重ねていくとたくさんの反証が上がるもの。
だからと言って手堅い(と思われる)、しかしどこか卑小なビジネスモデルに安易に逃げるのはいかんと思うんですよ。

どんなに実現性が高そうなビジネスモデルであっても、実際に事業化しようとすると、とてつもない困難が伴います。
自身が面白いと思えないアイデアでなければ、絶対にその負荷に耐えられない、と思うんですよね。

なので、何があっても面白さは捨てない。
その上で、実現性の高いアイデアを必死になって考えましょうと決めました。

成果とはチーム

Startup Weekendの54時間で素晴らしいアイデアを考え出し、顧客検証も上々で審査員の方々からも大絶賛! めでたく優勝を勝ち取り、その場で投資家から声をかけられて一直線に起業しました・・・となれば素晴らしいのですが、もちろん現実はそんなに甘くないです。

54時間以内でできることには当然限界があって、たったそれだけの時間を費やしたからといって事業が成立すると考えるのはナンセンスです。
しかし、つい昨日までは見ず知らずだったメンバーがチームとして機能し、同じゴールを目指して走り抜けることができたとしたら、それは立派な成果だと思うんですよ。
というのも、スタートアップ企業にとって唯一不可欠なリソースは、"チーム"だと私は固く信じているので。

イベントの最終日、自分たちのチームが「GoodでCoolなチーム」となっていること。
それこそが自分たちが目指す最重要なゴールだ、と皆で決めました。

進捗状況

ルールを決めた結果、チームの仲間たちは終始一丸となって、まさに今、成果を出しつつあります。
何度もピボットしながらタフな議論を重ね、まるで先の見えない霧の中を這い進むように、気持ちを切らすことなく前進を続けたチームの仲間たちに感謝!

明日は最終日。ここからのラストスパートを緊張感を切らすことなく走り抜けたいですね!